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京都で撮り鉄になる

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先日、桜を見に京都へ行ってきた。

そのうち母を連れて行こうと思っていたが、実現できぬまま亡くなってしまった。

それで供養の意味も込めて、母の写真を持って桜の咲く京都へ行くことにした。

故人の写真を持っての旅。以前はそんなことをするようになるとは思いもしなかったが、そういう気分なのだ。

桜のシーズンの京都には何度も訪れているし、インバウンドの観光客でものすごく混雑しているであろうから、有名どころの寺社などは避け、撮り鉄になることにした。

2024阪急上桂駅

伊丹空港から大阪モノレールで南茨木へ、そこから阪急京都線に乗り換え、桂から嵐山行きに乗り換え。

上桂駅の桜の存在はこのシーズンに何度か訪れていて知っていたので、嵐山行の列車の最後尾の車両に乗り、上桂駅停車時に撮ったのが上の写真。空が青空ではないのがやや残念だったが、駅の脇の桜は満開で、また、ピカピカの車両に映る花も麗だった。

2024嵐山

阪急の嵐山駅を出た後、渡月橋を渡り、定番の桜と渡月橋の写真も撮ってみた。

コンデジしか持って行かなかったが、花から少し離れてズームアップすると、渡月橋がややボケてくれていい感じに撮れた。

花の中央部が赤味がかっているのは、もう少しで散り始めるというサインだとか。

嵯峨野の有名寺院方面は予想通り人の波が続いていたので、この後は予定通り鹿王院というお寺に寄ってから最寄り駅(鹿王院駅)から嵐電に乗った。

2024鹿王院

上は鹿王院。先客は2人だけだった。お堂の背後に見える山は嵐山。

鹿王院駅から嵐電で向かったのは宇多野駅。

2024嵐電、鳴滝-宇多野間

帷子ノ辻で乗り換えとなり一番前の場所をキープし、鳴滝駅と宇多野駅の間で撮ったのが上の写真。車内から撮ったことを強調するため敢えて「ワンマン」の表示を入れ込んだ。

桜並木は直線部だったので、うまく車両と桜を一緒に撮ることが出来るポイントはなさそうだが、一応宇多野で下車してよい撮影ポイントがないか探してみた。

2024宇多野駅近くの川と桜

宇多野駅近くで出会うことができた桜の撮影ポイント(上の写真)。

2024嵐電 宇多野-鳴滝間の踏切脇から

踏切脇から走り去っていく嵐電を撮ってみた(上の写真)。

昼すぎに嵐山に着いて上の嵐電の写真を撮るまで2時間弱。これでこの日の観桜は終わり。

しかし、これで終了するのはもったいないので、一応祇園白川界隈も歩いてみた。

観光客ラッシュ状態だった。

2024祇園白川

上は祇園白川。

翌日は、早朝の人の少ない時間帯に清水寺を見て、朝食後、たぶん訪れる人は少ないであろう某所に寄ってから北海道に戻ろうと思っていたが、大雨だったのですべて取りやめて、予定よりも早い新千歳行に搭乗した。

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