> > 母の付き添いで通ったクリニックに飾ってあったエッサウイラを描いた絵画

母の付き添いで通ったクリニックに飾ってあったエッサウイラを描いた絵画

  • Posted by:
  • 未分類

母には定期的に通っていたクリニックが2つあって、いつも付き添いで一緒に行っていた。

そのうちの一つのクリニックの待合室の壁には絵画が飾られていて、その中に、行ったことがある人が見るとすぐに「モロッコのエッサウイラ」とわかる作品(のレプリカだと思う)があった(ある日、別の作品に差し替えられたので、絵画のレンタルサービスを受けているのだろう)。

もちろん母はエッサウイラを描いたものだということはわからなかったと思うし、そもそも待合室に飾られている絵画自体に興味がなかったと思う。

しかし、僕にとっては、母が亡くなった今となっては、母と一緒にすごした時間、いつも眺めていた絵として、とても強く心に刻まれている。

待合室の長椅子に母の隣に座ってその絵を見ていたときは、誰の何という作品だろうかとかは考えなかったが、亡くなってから急に作者を確認したくなった。

それでネットで「エッサウイラ」「絵画」で画像を検索してみると、蛯子真理央さんという人の「道を往く」という作品(2011年)であることがわかった。

作品は蛯子さんの公式ページで見られるので(このリンクを開いて下から2段目、右から3番目の作品をクリックすると見ることができる)、タブレットにスクショを保存して、時々眺めて、クリニックの待合室で母と過ごした時間を思い出している。

好きな絵なので、レプリカが売られているのならば購入して部屋に飾りたいほどなのだけれど。

Comments:0

コメントする

Blog > 未分類 > 母の付き添いで通ったクリニックに飾ってあったエッサウイラを描いた絵画

Search

Feeds

Return to page top