感染の危険がいっぱい
上の写真はまだ緊急事態宣言が解除されて少したった6月4日の羽田空港第1ターミナルの出発ロビー。
第1ターミナルは主にJALが利用しているのだけれど、大幅な減便(欠航便だらけ-最初の写真の赤色は欠航便)のため南北2つのウィングのうち北は使用されていなかった。
写真は「南」の方だが、大幅に減便されていたので、ほとんど人はおらず。
そして当然のことながら機内もけっこうガラガラ。ただ、緊急事態宣言が解除されたせいか、この日自分が座った3列席には両端に客がいた(緊急事態宣言下は本当にガラガラたった)。
また、空港と自宅との行き来に都合のよいリムジンバスの乗客は数人という世界(緊急事態宣言下は客が自分1人ということもあったが)ちなみに、電車はそこそこ人が乗っているので移動手段としては除外した。
ということで感染のリスクを感じることはなかった。
空港リムジンの発着地点と自宅の最寄り駅との行き来が唯一不安な点だったが、昼間の乗車率の低い時間帯になるべく空いている車両を利用したり、自宅からリムジンバスの乗車ポイントまで歩いたりして、なるべく人と接する機会を減らした。
もちろん自宅にいるときも外食はしないなど、感染機会を作らない生活を徹底していた。
というわけで、緊急事態宣言下(その少し前も含む)とその少し後の札幌-東京の往復では危険性を感じることはなかった。
しかし、都道府県をまたぐ移動の自粛が解除され、東京都の休業要請解除などがなされると状況は一変した。
7月の初め札幌-東京を往復したのだが、東京から札幌への便が満席。
機内は短い時間で空気が入れ替わるということではあるが、搭乗、降機の際は客が渋滞。おまけに例によってキャスター付きバッグを利用している客が多く、搭乗時は荷物の収納で、はたまた、荷物の収納場所がなくて右往左往して彼らの呼吸がやや荒くなり。
このなかに感染者がいたら、そこそこまずいだろうという感じ。
また、どうせガラガラだろうと思って入った羽田空港のあるレストランにはけっこう客がたくさん(というか自分の後にどんどん入って来た)。
自分はカウンター席にすわったのだが、カウンター席とは言っても壁に面した席ではなく、向かいにも客席があり、申し訳程度のついたてがあるという構造(コロナ禍以前からあるついたてで向かい合う客同士食べているところが見えないようにするという程度のもの)。
店の方では、一応感染防止対策をとっていて、客は1席置きに着席するようにしていて、カウンター席の客同士が真正面に座ることがないようにテーブルに表示があった(どんな表示だったかは失念)。
自分の後に3人組の客が入店し、店員が向かい側のカウンター席に案内したのだが、その3人組のうちの2人は、1席おきではなく隣り合って座り、その結果、一人が自分の真正面に座ることになった。そして、そのような客の様子を見て店員は「恐れ入りますがこのように(店が表示した通り)座っていただけないでしょうか」ということも言わない。
さらに、向かいのカウンター席の後ろのテーブルのグループの一人は酒を飲み(酒を飲むだけならばよい)、大きな声で話し、果ては大きな口を開けて大笑いし始めた。
駄目だこりゃ!
ああ、こういうシチュエーションで感染は広がるのだなと感じた。
その後、ほかのテーブル席からもけっこう大きな話し声が。
自分は神経質になって感染の危険から逃れようとしている方だと思うが(自分のこともあるが高齢・持病持ちの母親にうつすことは絶対避けねばならないから)、世間にはこういう割りと無頓着な人たちが多いのも事実なのだ。
別に彼らの意識が低いというつもりはない。
そういう人たちがある程度いるということを前提に政府は諸政策を行わなければならないと思うのだ。
そういった意味で"GOTO"は最悪だと思う。
都会の中の田舎
北大までは実家から自転車で15分くらい。
ということで天気の良い日はランニング以外でも訪れることがある。
写真は北大構内の動物医療センター近くにある牧場というか牛を飼っている場所。
長く札幌を離れて生活している間にできた場所で今回初めて知った。
札幌駅から徒歩で30分くらいで来られる距離ではないか?
都会の真ん中といってもよい位置にこんな所があるというのは、外の人間には驚きなのかもしれず、北大構内に観光客が沢山訪れるのもわかるような気がする。(ちなみに札幌駅の北側は商業施設やオフィスビルは極端に少なく、ほぼ住宅地という感じなので都市のど真ん中という感じではない)
北大構内のランニングとか過去の旅とか。。。
写真は北大構内を南北にはしるメインストリート。
舗装がかなりきれいですが、これはここがオリンピックのマラソンコースの一部になっているため整備した結果だとか。
オリンピックで使用されるかどうかはあやしくなってきたけれど、整備されたおかげでとても走りやすい。
札幌にいることが多くなっていることは以前書いたと思いますが、冬場走ることができず、その結果、体力がガタ落ち。
市内にはツドームという屋内運動施設があり、そこに1週400mのランニングコースがあるのですが、コロナウィルス感染防止のため施設が使えず雪のある時期は走ることができず。
雪が融けた後も、持病というほどではありませんが軽い喘息の症状が出て、これが花粉症の影響で増悪。ということで外を走ることは自重。
そのため走力はガタ落ち。
しかし、最近ようやく気管支の方も落ち着いてきたので、少しずつ走り出したところです。
それで北大構内を久しぶりに走ったところ実に走りやすい。ということで、"わざわざ行く"という形にはなるのですが、これからしばらくは北大構内を時々走ろうかと思ってます(混んでないのでソーシャルディスタンシングの問題もクリアできるし)。
ところで、1995年のチュニジアの旅行記を完結させました。
90年代の旅をあらためて振り返ってみると、あらあらの旅程は決めてはあるものの、現地判断、行き当たりばったりが多いこと。
旅行期間が10日以上とそこそこ長いこともあるけれど、今と違って出発前に得られる情報がとても少ないので、出たとこ勝負にならざるを得ない面も多かったかと思います。
そして、行った先々で、その時の状況、気分で次の予定を決めていく(変える)というのは、やはり旅の醍醐味だなあと感じています。
最近は旅の日数が少なくなっていること、事前に得られる情報が多いということ、世界的に旅行人口が増えて、よい宿の確保のためには事前に予約することがベターになっていることなどを背景にかなり事前に予定を確定させての旅が多くなっていますが、その辺は何となく物足りなく感じていました。
しかし、過去の旅を振り返るなかで、また行き当たりばったり要素の多い旅がしたいという思いが強まっています。いったいいつになったら旅に出られるのかわかりませんが。
ホームページにアップしていない過去の旅はまだまだありますし、旧ホームページにアップしていたものの、写真のサイズが小さいなどの理由で作り替えを予定して削除しているものなども含めて、これからも少しずつアップしていく予定です。