先日、北海道の大地震と電気と題して、感じたことを少し書いたが、その後、今回の北海道全域におけるブラックアウトに関する報道や関連記事などが出てきて、それを見ると、やはり規模の大きな発電所に依存する体制は危ういということは確からしい。
また、津軽海峡をはさんでの本州と北海道間の電力融通体制もとても脆弱で、これを増強するには莫大なコストがかかるらしい。
今回の停電からの復旧で古いあまり規模の大きくはない発電所が大きな役割を果たしたが、今のところの大きな流れとしては、巨大出力を持つ発電所を建設してそれに依存する体制へ向かおうとしているということも、何となくわかった。
しかし、現在の北海道における電力供給のあり方が今回のブラックアウトを引き起こしたのであれば、根本から再構築してもらいたい。
今回のような事態が真冬に起きていたら、と想像すると本当に怖い。
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