「テロ対策とウソをつくな」
未来のための公共というグループが主催する抗議集会でのコールの一つだ。
テロ等準備罪(共謀罪)がテロ対策ではないことは明らかになったが、法律成立後の報道ステーションにおける憲法学者木村草太氏のコメントは、今回法案に関する議論に問題点を明確に語っているので、その内容を記しておきます。
「テロ対策の法律はすでにある。
テロ対策について、今回の法律が付け加える内容はない。
今回、テロの危険と監視社会のどっちを選ぶかという論点が形成されていたが、今回の法律はテロ対策には使えない、使わないものなので、本当の論点は、テロ対策という政府のウソを許すかどうかという点であり、その結論は明らか。
政府のごまかしをメディアも見抜き、有識者もテロ対策というのはウソであるということを見抜かないと、国民は正しい判断をくだせない。
メディアもふだんから優秀な専門家とコミュニケーションをとってほしい。
今回テロ対策だからと賛成した有識者は、自分に発言の資格があったのか考えてほしい。」
以上です(すでにあるテロ対策の法律の具体名もあげて説明されていましたが、それは省略しました)。
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