上の写真は1987年3月、中国雲南省大理近郊の月曜バザールを見に行ったときに撮ったもの。30年もたってしまったかと思うと、感慨深いものがある。
すでに、このようなバザールはなくなってしまったような感じ(『地球の歩き方』には記述がない)。
実は、去年の夏、雲南省に行ったとき大理再訪も考え、色々な情報を見てみると、その変貌ぶりは驚くべきほどだった。そして、その変貌ぶりを確認するため行くべきか、記憶のなかの昔の印象を大切にすべきか迷った結果、再訪はやめにしたのだが、この写真を見ると正解だったのかなあ、と思う。ただ、街や生活の変貌は、そこに暮らす人たちにとって良い面が多々あり、昔は良かったというのは旅行者のかなり勝手な思いなのだが。
例によって、フィルムをけちっていた自分だが、このバザールでは割りと多くの写真を撮っていた(ホームページ本編の旅行記の中に「世界の市場」というコーナーがあり、大理の月曜バザールの写真が何カットかありますー画質がよくないですが)。
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