昨日、午後国会図書館で調べ物をして、その流れで、安倍政権NO実行委員会主催の集会に参加した。
5時すぎ、徒歩で国会図書館から国会議事堂前を経由して日比谷公園へ向かったが、歩道はすでに警察による厳重な警備体制が敷かれていた。
5時半、集会の会場となっている日比谷野外音楽堂開場。
参加者が続々と集まってくるが、消防法の規定により定員以上の入場は許可されないとのことで、開場が一杯になった段階で、入口が閉じられた。
↑集会の一コマ。
7時15分すぎに集会が終了。多くの人は、そこから安倍政権に対する反対を表明する抗議集会(官邸前と国会前)へ移動。
僕は、SEALDs(シールズ)が進行役をつとめている、国会前の北庭エリアに向かったが、尋常ではない警察の通行規制にあってしまった。遠目にみても、抗議活動を行っている歩道にはまだ十分なスペース的余裕があるのにもかかわらず、混雑を理由に、横断歩道を渡らせてくれないのだ。彼らの規制には法的な根拠はないようだが、余計な摩擦は避けるため、ものすごい遠回りをして、国会前の北庭エリアへ。やはり、まだ、スペース的は十分あった。
集会参加者の行動は本当に平和的で、前へ出て行く人、帰る人、皆譲り合っており、最低限の通路が確保できていれば、混乱は起きないというのは、ここのところの集会の様子を見て警察も認識しているはず。しかし、どのレベルなのかは、一参加者からはわからないが、上から集会の規模を抑えるような支持が出ているからこその規制なのだろう。まったく、上からの命令には絶対従わねばならない警官たちの気持ちを察すると、気の毒になる。6月の段階では規制も非常に緩やかで、集会からの帰り道、「ご苦労様でした」と声をかけてくれる警官さえいたわけで、多くの警官は、単に大きな事故が起こらず、何事もなく集会が終わるように警備したいと気持ちだと思うから(というか思いたい)。
今後もこうした抗議活動は続くが、こうした過剰な規制に対しては批判が高まっており、来週以降のデモに対し、どういう対応をしてくるか注目したいと思う。(個人的には、参加者が増えすぎて、国会議事堂周囲だけでなく、その周辺のかなり広範囲にわたって人がたまってしまい、警備のしようがない状態になるのを見てみたいが)
↑ここのところ毎回登場する、現首相を20世紀前半の独裁者になぞらえた格好をした人。
SEALDs(シールズ)がリードするブロックは、若者中心なのだが(シールズの呼びかけがあって)、それに賛同する年配の参加者も非常に多いし、話題になっている現場を見に来たという感じの人も多い(その場にいるだけという参加者も歓迎されている)。長時間シュプレヒコールをしているので、時間の都合のつかない人、疲れた人は少しずつ、その場から離脱して帰路につく。そして、後ろの人たちが少しずつ前に出て行き空いたところに入って行くということが非常にスムーズに行われいる。ということで、僕もかなり前の方に出て行った(もちろん、前に進まず、後ろの方で立っているだけというのも、まったく問題なしなのだが)。
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