今月の半ば、ミャンマーに行ってきた。
写真はバガン。数多くの仏塔が並ぶ風景が印象的だ。
実は旅先としてのミャンマーには、10年くらい前から注目していたが、旅行客の落とす外貨が軍事政権の力になるのではという思いから、敢えて訪問は実行せずにいた。
しかし、近年の民主化の進行をみて、自分自身のミャンマー旅行を解禁することにした。
ミャンマーといえば、アジア最後のフロンティアといわれ、これから経済発展が期待される国である。道路・下水などインフラはほとんど整備されていない。一方で、早くもというべきか何と言うべきか、スマートフォンの普及が進んでおり、街のあちこちで見られる、また感じられる発展途上な感じとのギャップが面白かった。
街を走る車は外国の中古車ばかり。というか、日本の中古車ばかりだった。ミャンマーでは車は右側通行だから、街を走る車が右ハンドルばかりというのは非常な違和感を感じさせた(確実に9割以上は日本車という感じ)。
ところで、今回の旅行で最も印象的だったのは、ミャンマーの人たちのフレンドリーさである。たとえば、外国人観光客と接する仕事についている人たちの多くは、嬉々として外国人に接しており、マニュアル化されない心のこもったサービスがとても新鮮だった。
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