やっぱりトルコは猫ランドだった
昨夏に続き、またまたトルコへ行って来た。
第一の目的地はアルメニアとの国境にあるアニ遺跡。
そちらのほうはおいおいメインのページでということで、まず、昨夏に続き、トルコは猫ランドであること実感したこのと報告を。
イスタンブールでは、観光もそこそこに猫探し。しかし、探す手数はかからず、向こうから登場してくれた。
ただ、そこは気まぐれな猫。カメラをむけると、そっぽを向いてしまったり、カメラに向かって歩いてきて、構図を決められなかったり。
上の一枚は、ブルーモスク界隈の壁に描かれたイスタンブールの風景の前にたたずむ猫。
五山の送り火
京都へ五山の送り火を見に行ってきた。
16日午前中、原稿仕事の先が見えてきた。
そこで、ホテル予約サイトで京都のホテルの空室をチェック。
安くはないが、そう高くはない部屋が空いている。
すぐに予約して、11時半ころ東京駅へ向かって出発した。
3時前に京都到着。まず、何となく竜安寺へ向かった。石庭のある縁側に座って、蝉時雨のなか、ボーッとしたかった。真夏の竜安寺は蝉とともに閑古鳥が鳴いているイメージがあった。
しかし、さすが送り火の当日。まだ、まだお盆休みの人たちも多く、石庭に面した縁側が観光客がたくさん。思ったような感覚には浸れず。
その後、ホテルにチェックインして、ホテル近くのレストランで早めの夕食をとり、鴨川の出町柳駅近くへ向かった。随分前にここから送り火を眺めたことがある。何も下調べをしてこなかったので、確実に見られる場所ということで向かったのだ。
人でごった返すなか、待つこと30分あまり、20時、いよいよ如意ヶ嶽の大文字に火がともった。
大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥居形の五山の送り火は、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。
実は、今年、コンサドーレのアウェイの試合会場でずっと仲良くさせていただいていた老サポが亡くなった。アウェイのゴール裏の母ともいえるような人だった。しかし、仲はよかったが、住所の交換まではしておらず、そのご逝去を知ったのは、亡くなってから一月半くらいたってから。その方が住所交換をしていたサポに旦那様から葉書が送られ、そして、逝去の報が僕のところにももたらされた。
アウェイの会場で挨拶を交わして、会話をするのが遠征の楽しみの一つだった。
今シーズンのコンサドーレの状態は最悪である。ある程度予想できた状態ではあるが、彼女は草葉の陰から、どのように見ていらっしゃるのか?
送り火にカメラを向ける前、そっと手を合わせた。
札幌のお盆は正しい札幌の夏風が吹いていた
お盆の時期にかけて仕事が入ることが多いので、ここ数年間、墓参り帰省をしていなかったのだが、今年は上手い具合に拘束がかからなかったので、4日間ほど帰省してきた。
墓参り、コンサドーレ、高校の同窓会、ランニング、そしてポタリング、札幌での時間を有意義にすごしてきた。
一日だけは雨に降られたが、あとは好天。日差しは夏のそれだが、東京とは空気がまったく違う。
カラッとしており、吹き抜ける風は爽快そのもの。そのなかを走ったり、自転車でダラダラ走るのは最高である。
しかし、羽田で飛行機を降りてボーディングブリッジに出た瞬間、体にまとわりついた空気。それは、まったく亜熱帯地域のそれであった。
写真は北海道大学構内に残るモデルバーン(一戸の酪農家をイメージしてつくられた模範農場)。