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福建土楼

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  • 中国 |

洪坑村環興楼

長年の課題だった、中国は福建省の土楼という土造(壁が土造、内側は木造)の巨大住居を見てきた。

この形式の住居は江西省南東部、福建省南西部、広東省北東部に集中するもので、もともと黄河中下流域に暮らしていたが、戦乱を避けて一族で南部に逃れてきた客家が作り出した住居建築様式。

内部は入り口と向き合う形で祭祀などを執り行う祖堂を起き、1階が厨房、2階が倉庫、3階以上が居住区となっている(外から見ると窓が3階以上の部分に見られる)。

2008年、福建土楼として世界文化遺産に登録され、団体が大型バスでわんさかやってくる観光地になった模様。実際行ってみると、幹線道路は綺麗に整備され、要所要所には巨大駐車場を備えたビジターセンター、レストラン街みたいなものが建設済み、もしくは建設中だった。

あと5年早く訪れていれば、というところが、まだ、団体客が行かないような場所も残っており、そうした場所は素朴な感じが残っていて、なかなかよい雰囲気だった。

写真は土楼観光の中心地、洪坑村にある永定土楼民俗文化村に隣接するものの、観光ルートからは完全にはずれている環興楼。(見学しようとしたら、入り口のおじさんに5元とられたけれど)。

旅の詳細はいずれ(っていつだ?笑)、メインサイトの方で。

Comments:2

とんび | 返信

土楼、行ってらっしゃいましたか。自分も2003年くらいから課題になったままでいまだにいけていません。行くチャンスは2,3回ありましたが、ミスりました。今年も中国には1度は行くつもりなのですが、別のところを考えていたところ、ここを拝見して土楼が再度、検討対象になりました。行くなら早く行ったほうがよさそうですねぇ。

オフ | 返信

長らく放置して、すみません。
今頃、コメントに気がつきました。
形ばかりですか、コメント返しを。
また、日中関係が怪しくなってきて、中国旅行がしにくくなっていますね。
土楼はものすごく沢山あって、観光地化がまだのところもあるようですから、これからでも十分楽しめると思います。

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