デイパック一つの旅とカメラ
最近時々4~5日間の海外旅行に行く。
4月の初め、中国に福建土楼を見に行ってきたが、そのときのお供は、写真のmont-bellのデイパック。容量は25リットル。 自分の場合、一週間以内の旅ならばこれで十分、着替えは最低限しかもって行かないので。ただし、季節が違う国に行く場合にはギリギリかも。
ちなみにmont-bellは色々と面白い製品を出してくれるので、半年に一度くらいショップをのぞくことにしている。
さて、25リットルのデイパック一つで出かける場合、一つ問題がある。カメラをどうするかだ。今回はコンパクトデジカメを持ってでかけたが、ちゃんと写真を撮りたいときは物足りない。というか、せっかくの土楼観光だし、一眼を持って行きたかった。しかし、カサが張るので、あきらめることにした。ということで、容積の小さい(軽ければ軽いに越したことはない)ミラーレスのデジタル一眼が欲しくなってきた。
福建土楼
長年の課題だった、中国は福建省の土楼という土造(壁が土造、内側は木造)の巨大住居を見てきた。
この形式の住居は江西省南東部、福建省南西部、広東省北東部に集中するもので、もともと黄河中下流域に暮らしていたが、戦乱を避けて一族で南部に逃れてきた客家が作り出した住居建築様式。
内部は入り口と向き合う形で祭祀などを執り行う祖堂を起き、1階が厨房、2階が倉庫、3階以上が居住区となっている(外から見ると窓が3階以上の部分に見られる)。
2008年、福建土楼として世界文化遺産に登録され、団体が大型バスでわんさかやってくる観光地になった模様。実際行ってみると、幹線道路は綺麗に整備され、要所要所には巨大駐車場を備えたビジターセンター、レストラン街みたいなものが建設済み、もしくは建設中だった。
あと5年早く訪れていれば、というところが、まだ、団体客が行かないような場所も残っており、そうした場所は素朴な感じが残っていて、なかなかよい雰囲気だった。
写真は土楼観光の中心地、洪坑村にある永定土楼民俗文化村に隣接するものの、観光ルートからは完全にはずれている環興楼。(見学しようとしたら、入り口のおじさんに5元とられたけれど)。
旅の詳細はいずれ(っていつだ?笑)、メインサイトの方で。