カッパドキア散歩
トルコ3日目は、アンカラからバスでカッパドキア観光の中心地の一つギョレメへ移動。
11時にアンカラのオトガル(バスターミナル)を出て、カッパドキア地方の中心都市ネヴェシヒールのオトガルで小型のバスに乗り換え、16時ころにギョレメに着いた。
初めてカッパドキアを訪れた時は、ネヴェシヒールも小さな街で、ここもというかここがカッパドキア観光の拠点だった。しかし、今では街が随分大きくなったようで、オトガルも郊外に移転していた。ネヴェシヒールの都市としての発展の背景には、トルコ経済の発展、カッパドキアの一層の観光地化というのがあるのだろう。ネヴェシヒールの昔泊ったあたりを歩いてみたくもあったが、時間があまりなく、それはまたの機会にということにした。
さて、ギョレメでのホテル探しである。ギョレメには、奇岩をくりぬいた部屋を持つ、いわゆえう洞窟ホテルが人気で、今回は、眺めのよい洞窟ホテルの部屋(洞窟で眺めがよいなんてありえるのかと思われるかもしれないがあるのである)に泊る気である。ということで、オトガルからは坂道をずっとのぼっていき、部屋からの眺めのよさそうなホテルに入っていった。いくつか空き部屋があったが、眺めのよい部屋はさすがに高く、一泊75ユーロ。一瞬、安い部屋に気持ちが傾いたが、「眺めのよい洞窟ホテルの部屋」という初志を貫徹することに。
窓がいくつか見えるが、みな(全部ではないかもしれないが)洞窟ホテルの部屋の窓。写真中央上部にある三角に並んだ三つの窓のうち、下二つが今回僕が泊ったホテルの窓。 |
室内はこんな感じ。 |
ホテルのテラスからの眺め。 |
部屋に荷物をおいたあと、さっそくホテルのおじさん(管理人?)に気球ツアーについて尋ねた。
気球ツアーの料金は様々で、安いのは100ユーロちょっと(もう少し高かったか?)、高いのは160ユーロくらい(もう少し高かったか?)で、ツアーの内容にはあまり差がないが、料金の違いはツアーを催行している会社が新しいか古いか、つまりパイロットの経験が豊富かそうでないかによるのだという。
気球は飛び上がったら風任せなので、パイロットの技術でツアーのよしあしにかなり差がつきそうだ。ということで、あまりけちらず150ユーロのツアーに申し込んだ。
ホテルのおじさんがツアー会社に電話をしてくれ、明朝4時50分にピックアップの車が来るという。
ものすごく早いが、熱気球なので、空気の冷たい朝のうちの方が浮力を得やすく、かつ朝の方が風が安定しているそうな。
さて、まだ日は相当高い。そこで、ローズヴァレー方面は歩いて向かうことにした。ローズヴァレーは名前の通り、日が西に傾くころ、夕日に照らされてバラ色になるとかいう場所である。
ギョレメの街から奇岩の間をぬうように歩いて行くことができ、旅行社がウォーキングツアーも催行している。
奇岩地帯の散策へ。 |
こんな道しるべもあり迷うことはない(と思う)。 |
ローズヴァレー。バラ色に染まるまでは、まだ相当待たなければいけないようだったが、日が暮れると帰りが厄介なので、引き返すことに。ウォーキングツアーの方は帰りは車が用意されているようだ(未確認です)。 |
日没直後のギョレメ。一応、プルーモーメント(日没直後の空が真っ青になる瞬間)ねらいで撮った一枚。 |
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