<目次>
 1.ジブラルタル海峡を渡る(このページ)
 2.シャウエン(予定)
 3.シャウエン~マラケシュ(予定)
 4.マラケシュ~アガディール(予定)
 5.タフロウト(予定)
 6.タルーダント(予定)
 7.マラケシュ(予定)
 8.カサブランカ(予定) 
(*この旅行記は、以前、帰国からあまり時間がたたない内にアップし、その後ホームページを作り変えるに際して削除してずっと再アップすることができずにいたものですが、2026年春、ようやく改訂して再アップするにいたりました。)

  ジブラルタル海峡を渡る

2004年3月、3度目のモロッコ旅行へでかけた。1度目は自称ガイドの攻撃を受けて、ゆったりとした気分で旅行できず。2度目は自称ガイドの大幅減少で楽しく旅ができた。しかし、短い日程のためかなり見残しが出た。そこで再々訪となった。

どうやって入国すべきかと考えたが、スペインのアンダルシアの町並みにも相通じるモロッコ北部のシャウエンの町並みを見るというのが今回の旅の目的の一つである。ということで、まずスペイン南部でどこか白い町並みでも眺めてから、ジブラルタル海峡を渡ってモロッコに入ろうと思い、とりあえず成田発、パリ(シャルル・ドゴール)乗り換え、マラガ行きの航空券を押さえた。

しかし、色々と考えているうちにモロッコ西南部のタフロウトという街にも行きたくなった。自称ガイドの攻撃に疲れていた1度目のモロッコ旅行のときに出会った日本人旅行者が「のんびりとした良いところですよ」と言っていたのを思い出したのだ。何もなさそうな町で、しかも遠いが、どこか魅かれる。そこで、スペインは到着日に1泊するだけで、すぐにジブラルタルを渡ることにした。


<3月3日>
スペイン時間の夜10時過ぎにマラガ到着。すぐにタクシーをとばして、ネットで予約しておいたホテルに入った。


<3月4日>
この日はどのようなルートでどこまで行くのか決まっていない。というか決められなかった。というのはスペイン側のアフリカ大陸への出発点アルへシラスからは、タンジェ(モロッコ)やセウタ(スペイン領)などに船が出ているのだが、そのタイムテーブルが調べられなかったからだ(何でもネットで調べることができる現在とは大違い)。

マラガからアルへシラスまではバスで2時間くらい。10時くらいには船がありそうだから(あくまで勘)、7時ころのバスで出発しようと思い、6時半、まだ真っ暗な中、ホテルをチェックアウトした。ただ、当然、マラガからアルへシラス方面へ向かうバスの時刻や運行頻度も把握していない。あてずっぽうにバスターミナルへ行ったのである。しかし、不安はまったくなしだった。最悪でもティトゥアンまでは行けるはずだから。

6時40分ころバスターミナル到着。すると運良く6時45分のバスがあった。

8時40分、勝手知ったるアルへシラス到着(この街は過去の2度のモロッコ旅行の際、スペインへの入国で寄った)。徒歩でフェリー乗り場へ向かう。

9時少し前にフェリー乗り場に着いたが、またまた運良く9時15分のセウタ行きがあった。これで、セウタから陸路モロッコに入国というルートをとることになった。前回、この逆ルートを通っているので、ここもだいたい勝手がわかっている。

船はセウタ旅行だろうか、団体で賑わっていた。もしかすると、モロッコツアーの団体もあったかもしれない。



アルヘシラスのフェリーターミナル。




セウタ行きフェリー。




セウタ行きフェリー。(普通の客席の写真は撮らなかった)




中央に見えるとんがった山はジブラルタル(イギリス領)だと思う。




アフリカ大陸が見えてきた。



スペイン時間の10時15分(モロッコ時間の9時15分)、セウタ到着(10時半ころ下船)。

セウタ港から市街地は近く、市街地からバスで国境へ行くことができる。

9時55分ころバスに乗り、10分強で国境に到着。

モロッコ側の銀行が営業しているかどうか不安だったので(この日はちゃんと営業していた)、一応、モロッコディラハムを入手してから出国手続きへ向かった。

スペイン側はまったくのノーチェックだったが、モロッコ側のイミグレが少しわかりにくかった。出国者と入国者の順路が分けられておらず、さらになぜかモロッコからの出国手続きの窓口がスペイン寄りに、モロッコ入国の窓口がモロッコ寄りにあるという変な並び方。

それほど長い行列ではなかったが、少し手続きに時間がかかり、11時45分ころ税関(ノーチェック)も通過して国境越えは完了した。



セウタのフェリーターミナルを出た後振り返って撮影。




フェリーターミナルを出て街の方へ移動する際に撮った写真。




この坂道を登っていった先にモロッコとの国境へ向かうバス乗り場があった(と思う)。




たぶんセウタ側ボーダーの手前(バスを降りてすぐ撮影?)。




セウタ側の出国地点。




モロッコ側のイミグレ、税関を抜けた場所にあるグランタクシー乗り場。丘の方に人だかりがあるが、当時、坂を登って右側の方に市場があり、そことの行き来をする人の波だと思われる。実はこの写真を撮った際、警官にカメラを渡せと声をかけられた。もう完全に国境を通過した後だし、国境の施設などを撮ったわけではなかったのでびっくりしたが、すぐその警官のボスと思われる人がやってきて放免となった。ただし、ここでの写真は駄目だよと言われた。



12時45分ころに国境を出発、30分ほどでテトゥアン市内に到着。

この時間にテトゥアンに着けるとはラッキーだ。うまく行くと、今回の最初の目的地であるシャウエンに、かなり早い時間帯に到着できる。

バスターミナルに行ってみると(テトゥアンのバスターミナルは都合のよいことに国境からの乗り合いタクシーを乗降所に近い市街地にある)、12時15分のバスがあった。すぐにチケットを買い、売店で食料(パンと水)を仕入れて、バスに乗り込んだ。

かなりくたびれたバスだったが、順調に走って、1時50分ころ、シャウエンの町外れにあるバスターミナルに到着。思いがけず順調な移動だった。