<目次>
 1.ジョージアへ行く前にリーガに寄り道(このページ)
 2.トビリシの街歩き
 3.古都ムツヘタ
 4.スヴァネチ地方の美しい村ウシュグリを歩く
 5.メスティアからトビリシへ
 6.タクシーをチャーターしてカズベキへ
 7.FIFA 女子ワールドカップ観戦
 8.帰国前のパリ市内散策

  ジョージアへ行く前にリーガに寄り道

ジョージアへ行くというと、「どこ?」と聞かれることが多い。

「黒海に面していて、トルコと国境を接していて、その東北」

普通、これではピンと来てもらえない。

「旧ソ連で、前はグルジアと呼んでいた」というと、やっとあの国かと了解してもらえる。

グルジアはロシア語由来の呼び方で、反露感情から英語由来の呼び方であるジョージアへの変更をジョージア政府が各国に求めて、日本でもジョージアと呼ぶようになった。

ジョージアにはかなり前から興味を持っていて、ユーラシア陸路横断の様々なルートを通りたいと思い、中国-カザフスタン-ウズベキスタン-トルクメニスタン-アゼルバイジャン-ジョージア-トルコというルートに興味を持っていた。そして、実際、カザフスタン-中国の旅は実行、アゼルバイジャンからトルクメニスタンに入り、陸路ではないが、カスピ海を渡ってアゼルバイジャンに入るというルートはウズベキスタンのタシケントでのトルクメニスタンのビザ取得に時間がかかりすぎるので断念したことがある(タシケントから飛行機でアゼルバイジャンのバクーに飛んだ)。

で、今回は、最近、観光地としての注目度も上がってきていることもあり、ジョージアへ行くことにした。

ジョージアの首都トビリシへのアクセスはトルコ航空を利用すると便利。しかし、例によってJALの利用を優先したいので、成田→ヘルシンキ→リーガ(ラトヴィア)→トビリシというルートを選択。

リーガまではJALの正規割引運賃で、リーガからトビリシへはエア・バルチックを利用。

このルートの難点はトビリシ到着が午前3時半だということ。空港での夜明かしが必至だ。

しかし、メリットもあり、リーガでの乗り継ぎ時間が6時間以上あり、空港からリーガ市街地とは近く、ちょっとだが観光することができる。長時間フライトの後、街歩きの体力が残っているのか、天気は大丈夫かという問題はあるが。

帰りはパリ経由とした。ちょうどFIFA女子ワールドカップが開催されており、パリで日本チームの試合を見ることができるのだ。

ということで、帰りはトビリシ→パリ→羽田というルートを選択。トビリシ→パリ間はエア・フランスがサッカー観戦(18時キックオフ)にぴったりの便を飛ばしてくれていたので、迷わずそれを選択。

<1日目>
成田9時50分発のフィンエア便(JALとの共同運航)で出発。13時30分ころヘルシンキ到着。

ヘルシンキからは16時10分出発の便に搭乗(10分遅れて出発)、17時30分すぎにリーガに到着。

天気は快晴、季節的にも緯度的にもまだ昼間。成田からのフライトの疲れもほとんど感じられなかったのでリーガの街に出ることに。問題はバックパックだ。30リットルのものだし背負ったまま歩いても構わないが、到着口を出ると幸い荷物の一時預かりがあった(2.5ユーロ)。

バックパックを預け、空港の売店でバスのチケット(2枚)を購入して市内に出た(所要30分くらい)。



聖ペテロ教会。高さは123mもあり、72mのところまでエレベーターで昇ることができるとのこと。




奥の建物は聖ヨハネ教会。




塔はリーガ大聖堂のものか。




ドゥァマ広場(だと思う)。




リーガ大聖堂。




右の建物はブラックヘッド会館。左奥の塔は聖ペテロ教会のもの。



まだ時間的には余裕があったが、以上でリーガ旧市街の街歩き終了。ラトヴィアにはまた行くことになるかもしれないので、ちょうどよい小手調になった。


          

home

index

next