メリダ

ホテルに預けた荷物を受け取り、駅へ向かう。

次の目的地はメリダである。メリダは紀元前25年にローマ帝国の属州ルシタニアの州都として建設された都市で、ローマ時代の遺跡が数多く残る。2010年の旅で、マドリードからポルトガルとの国境バダホスに向かう列車の車中から水道橋をを眺めたとき、いずれ来なくてはと思っていたことが、今回の旅の計画のそもそものきっかけとなった。



カセレス旧市街からカセレス駅へ向かう道。なおずっと続いているわけではありません。



12時20分(ほぼ定刻)にバダホス行きの列車が出発(もしかして、これは2010年にマドリードからバダホスまで乗車したのと同じ列車か)、13時12分すぎ(ほぼ定刻だったと思う)メリダ到着。



メリダへの車窓。ほとんどの電柱にコウノトリの巣が。この地方はコウノトリの巣が本当に多い。




メリダ駅。水道橋をイメージしたデザインか?



昼食をとった後、ホテルにチェックインし、街歩きに出る。



商業地のなかに埋もれるようにして残るディアナ神殿。




メリダで一番見たかった建造物。紀元前25年に造られた橋(全体が創建当初のものというわけではない)。現在は歩行者専用の橋として使われている。全長は792mもあり、夏の日差しの下往復するとけっこう疲れる。



続いて、紀元前8年に建設されたという闘技場へ。闘技場跡はあちこちで見ているので特別の感動はないが、一応の押さえとして。




闘技場の隣にある劇場。こちらは紀元前24年建設とのこと。復元が進んでいる。




この日の最後はミラグロス水道橋。