マラケシュ散策2


8月25日。マラケシュ2日目の朝は小鳥のさえずりの声で目覚めた。スピーカーから流れているのか? と思うほどのものだった。スピーカーを通した音のように聞こえたのは、ふだん、そういう音を聞く機会がないからなのだと思う。

午前中は久しぶりでバイア宮殿に行った。最初のマラケシュ訪問以来だから、実に15年ぶりである。

ハイシーズンだけあって、宮殿を訪れる観光客の波はほとんど途絶えることがなかった。ヨーロッパからの団体がとても多い感じだ。




バイア宮殿近くにあったスパイス屋さん。



バイア宮殿からマラケシュ博物館への道。


フナ広場方面へ向かう道を歩いていくと、「博物館」への道しるべがあった。地図を見るとまだ相当距離がありそうで、本当に道しるべがきちんと僕を博物館に運んでくれるのか? 迷ってもいいだろうと思い、道しるべのさす方向へ向かったが、はたして、その後道しるべは現れず。モロッコらしいといえばモロッコらしい。

しかし、道なりに歩いていくとベン・ユーセフ・モスク、マラケシュ博物館、ベン・ユーセフ・マドラサなどが並ぶ場所に出た。道しるべはあの一つで十分だったということになるが。。。



マラケシュ博物館。



マラケシュ博物館は、19世紀後半に宮殿として建設された建物。なかなか美しい建物だ。中庭はビニールシートのような覆いで覆われており、光線の加減がなんか変。写真はちょっと色彩に修整を加えています。



ベン・ユーセフ・マドラサ。



同じくベン・ユーセフ・マドラサ。かつて学生が使っていたという部屋から。



これもベン・ユーセフ・マドラサ。



最後はやはりジャマ・エル・フナ。



ジャマ・エル・フナの名物、水売りのおじさん。実際に水も売っているが彼等の収入の多くは観光客からの写真チップなのだろう。ちゃんと声をかけて写真を撮らせてもらい、そしてチップをわたそう。



マラケシュの落日。暑さで水分が蒸発を続けていたせいか、はたまたただ天気がすっきりしなかっただけか、太陽は水蒸気の層の向こうにうっすらと姿を見せながら沈んでいった。



薄暮のジャマ・エル・フナ。⇒動画


back 旅行記INDEX next
home