ダージリン

ダージリンではちょっと奮発して、New Elgin Hotel(ニュー・エルジン・ホテル)という老舗ホテルに泊った。3食つきで1泊100ドル弱(税込み)。部屋にも暖炉があるが、ここには火を入れてくれない。食堂その他パブリックスペースの暖炉では石炭が燃やされていた。食事は、朝は洋食。昼は2回食べたが、西洋料理とインド料理。3回食べた夕食は全部インド料理。朝食以外は、毎食まずスープが出され、そのあと5~6種類の料理、デザートと続く。昼食を食べる宿泊客は少ないので、昼は個別にサービスを受け、夜は客が多くなるのでビュッフェ・スタイルとなった。料理の重複はほとんどなく、味の方は、西洋料理はそうでもなかったが、インド料理は一部を除き、マイルドな辛さ(外国人観光客に合わせているのだろうか?)で、かつ旨かった。「辛いだけ」というインド料理の印象が覆された。ホテルのスタッフはフレンドリーではあるが、馴れ馴れしく接してくるのではなく、常に一定の距離を保ってくれるので、非常に居心地がよかった。若いボーイたちのぎこちないサービスもかえって好ましく感じられた。また泊りたいホテルである。



ニュー・エルジン・ホテルへのアプローチ。




客室。




ロビー横の部屋の暖炉。




普通のホテルのロビーにあたる所。




ダイニングルーム。




ダージリン唯一の(?)広場、チョウラスタ。ダージリンは山の尾根の部分を頂点に斜面にはりつくように広がる街である。チョウラスタはちょうど尾根の部分に開けた広場。




商店街。ここも坂道だ。




乗り合いジープ乗り場への道。右の写真の道路右側にジープが並んでいるが、乗り合いジープがこの辺の人たちの足だ。なお、住民にはチベット系、ネパール系の人が多く、文化的にもチベットの影響が強く、あちこちにチベット仏教の寺院などもある。




街近くの茶園。向こうの山の上までずっと続く。写真ではわかりにくいが、かなりの急斜面。




街の北のはずれにあるロープウェイ。スキー場などでよく見るタイプのもので、4人乗りくらいのゴンドラが次々と出発していく。ロープウエイの下は一面茶畑。空気が今ひとつ澄んでおらず、見通しが悪かったので乗らなかった。



          

back

home

index

top

next